日本国憲法を素読してみて

日本国憲法は分かり易い

ここまで「ビギナーズ 日本国憲法」(角川ソフィア文庫)を底本にして、日本国憲法をすべて素読してみました。

私の感想は、「日本国憲法はその意味するところが平明で分かり易い」というものでした。国家の根幹を成す成文だから様々な解釈・研究は当然なされるでしょうが、「起稿した人が定めようとした意図・思い」は、読んだ誰しもが大きな齟齬なしに共有できるはずです。

そうした条文の連なりによって、起稿した人々は、太平洋戦争に敗北した後、どのような国家を再興(むしろ新興かも)しようとしたのか。私の解釈では、

・国民一人一人の普遍的な人権を尊重し(第11・97条)、

・誰しもが健康で文化的な最低限度の生活は営めるように努め(第25条)、

・戦争は二度としないようにしよう(第9条)

という国家観です。

素晴らしいし、自分もその庇護を受けていると実感できるし、後世にも努めて継承していきたいと、素直に思います。

次回からは、同書にやはり収録されている明治時代の大日本帝国憲法を素読していきます。